60代 一人暮らしのひとりごと

心地よい暮らしをするため 日々を振り返り 覚え書きとしてブログに綴ります  ※本ページはプロモーションが含まれる場合があります

母の言葉

10代の頃 母に言われた言葉

友人に腹を立てて 母に

『○○ちゃん おかしい』みたいなことを言いました

 

(公園で拾った 笠が開く前の松ぼっくり・・公園で笠が開いていない松ぼっくり

初めて見て 欲しいな~と行く度に見上げていたら 工事車が入ってクレーンが

当たって いっぱい落ちていました😊)

 

中学生の私に

母は『自分以外は変な人 なんだよ』

『人は 自分と100%一緒ではない 100%分かり合えるのは自分だけ』

『さやも お母さんのこと ここが変だな ここがおかしいな

ここが嫌いだな って思うことがあるでしょ?』

 

👩『あ あるかも知れない』

 

『大好きな友達にも 家族にも 尊敬する人にも

どんなに好きな人にも ここは変だなって思う事があるでしょ?』 

 

『逆に 人からも さやのここは変だな おかしいな

嫌だな って思われている部分はあるんだよ』

『自分以外は変な人なんだよ 自分も他人もね』

 

『自分以外は変な人 って思っていれば腹も立たないよ』

 

初めて聞いた時は笑ってしまったけれど 

なんだか妙に納得しました

 

『自分以外は変な人』

 

この言葉だけを聞くと びっくりして 

差別的な 人を見下すような意味に感じられるかも知れませんが

全く違う意味でした

 

実は 逆で 人を尊重し 自分を律する言葉でした

 

大人になって出来た仲良しの人でも

とってもいい人で大好きだけど ここは変だよね

って思うこと あります(^_^;)

 

63歳の今でも 『自分以外は変な人』と思えば 

いつも平穏にしていられます

 

同時に『人から見たら自分も変な人』と心に刻んでいます

 

お母さん すごいな~

哲学的な言葉だな~と思います

 

大人になってからの友人に

『子供の時に母に言われたの』って話したら 

『分かる!! お母さんすごいね!! 

哲学者だよ みんな納得すると思う』

と言われました(^_^)

 

金子みすゞ

『みんなちがって みんないい』

を知った時 

母が言ったことと似ているな~と感じました

 

あなたはあなたでいい

私は私でいい

 

『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面(じべた)を速くは走れない。

 

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように、

たくさんな唄は知らないよ。

 

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。

 

 

 

応援クリックよろしくお願いします

プライバシーポリシー&お問い合わせフォーム