60代 一人暮らしのひとりごと

心地よい暮らしをするため 日々を振り返り 覚え書きとしてブログに綴ります  ※本ページはプロモーションが含まれる場合があります

日本の家は寒すぎる という衝撃的な事実

去年2023年の1月1日の朝日新聞の衝撃的な記事

『日本の家は  寒すぎる』

読まれた方も多いと思います

この記事のあとNHKの2023年1月17日のクローズアップ現代でも

この記事が元になった番組が放送され

同じ先生が出て 説明していました

さらにその数日後 民放でも番組内で取り上げられました

 

気になる方は『日本の冬は寒い クローズアップ現代で検索してみて下さいね

 

お正月は 新聞を買いにコンビニへ

私は ずいぶん前に新聞の購読をやめたのですが

お正月には お正月らしいどっさり入った新聞を読みたくて

コンビニで 朝日新聞か読売新聞 と 地方紙 を購入します

 

昨年2023年の1月1日は 地方紙と 朝日新聞を買いました

 

そして この記事に目が釘付けになり

まだ持っているぐらい衝撃を受けました

続きの記事があったため 1月3日の新聞も購入しました

 

朝日新聞の『【生活】生活 くらしのとなりへ 

気候危機と住まい 適温で暮らしたい』の記事です

 

記事によると

先進国の中で他国に無いぐらい 日本の冬の室内は寒い

日本の冬の室内は 先進国でも珍しいくらい寒いそうです

WHO(世界保健機構)が推奨する冬の最低室温は18度だそうですが

日本で冬のリビングの温度で18度以上の県は

北海道 新潟 千葉 神奈川 の4県のみ

 

1番暖かいのは 北海道で19.8度

最低は 四国の香川県で13.1度 

温暖と言われている県が軒並み低温だそうです ビックリ😲

 

在宅中のリビングの平均室温(冬)【WHOの勧告 最低18度】

日本中の冬のリビングの室温を計測した結果が衝撃!!

(日本のスマートウェルネス住宅全国調査から

 サンプルが少ない青森 島根 宮崎 沖縄は除く)

 

最低18度を満たしている県

北海道   19.8度

新潟    18.4度

千葉    18.3度

神奈川   18度

 

冬のリビングが特に寒い県

高知 福井 15.8度

宮城       15.7度

鳥取       15.6度

岐阜 群馬 15.2度

栃木       15.1度

大分 福島 14.9度

香川       13.1度

 

世界保健機構(WHO)が2018年に『住宅と健康ガイドライン』を発表して

寒い季節に 健康を守るための安全でバランスのとれた最低室温として

18度を強く勧告したそうです

 

家が寒いと 血圧が高くなり 循環器疾患のリスクが高くなるそうです

冬は心筋梗塞脳卒中が多い季節です

冬の月平均の死亡者数 (暖かい季節に比べ)

北海道  10%増 に比べ

栃木   25%増 だったそうです

愛媛 鹿児島 静岡 20%増 (温暖地ほど死者が増える傾向とのこと)

 

 

韓国ではオンドルという床暖房が昔からあります

子供の頃聞いてうらやましく思いました

 

ドイツでもセントラルヒーティングが地域ごとに設置されていて

家中が暖かく 快適な温度が保たれています

 

日本はスポット暖房です

ストーブの前だけ こたつの中だけ 昔は いろりや 火鉢の周りだけ

玄関 廊下 トイレ 脱衣所 は寒い 

エアコンを付けても 足元は冷えていることがあります

 

日本が どうして そういう家になったかと言うと

 

吉田兼好の『徒然草』に書かれていた有名な言葉

『家のつくりやうは 夏をむねとすべし』

 

日本の家は夏向き(暑さや湿気 カビに注意して建てられていました)

また 50歳ほどで亡くなっていた時代なので 寒さに耐えられたそうです(^_^;)

今でも 温暖な地域ほど 夏向きの家が建てられているのかも知れませんね

 

冬は寒いものだ と思って我慢して暮らしている

どの部屋に行っても暖かくて快適なんて無い と思っている

 

寒い部屋で過ごしたり 温度差がある家で暮らすと

病気になったり 若くても突然死 ということも起こっているそうです

 

来日した人はビックリするそうです

今年始めに見たネットの記事

外国から来ている人が嘆いていました

『日本は リビングだけが暖かくて 他は極寒

 トイレに行く時や 他の部屋に行くため廊下に出る時は

 ダウンコートを着ないと 寒過ぎて無理

 どうして 家の中がこんなに寒いんだ』

 

現在 建てられている家はずいぶん改善されて 光熱費を多くかけないでも

断熱材や 窓 間取り の工夫で

冬暖かく 夏涼しい家が 建てられているとのことです

 

暖かく過ごすために対策をする

足下から冷えるので 暖かいソックスを履いて ホットカーペットを敷く

手を洗うときは 水ではなく ぬるま湯で洗う

窓の交換やカーテンを交換する(プチプチ(気泡緩衝材)を貼る)

などの暖かく過ごす工夫が大切とのこと

 

我家でも 冬の間 いくつかの窓にプチプチを貼っています

(貼ると窓枠が汚くなりそうなので 上下を突っ張り棒で止めたり

 カーテンレールにクリップで取り付けたりしています)

 

この冬 初めて 浴室の窓にも突っ張り棒を使ってプチプチを取り付けました

ビニールクロスのカーテンをいつもかけているので

その手前に 上下の突っ張り棒で プチプチを取り付けました

 

上部はこんな感じで切りっぱなしのプチプチ

 

下部もこんな感じです

ぴっちりと貼らなくても ずいぶん暖かくなりました

まだ朝夕がひんやりするので もう少しの間 このままにしておきます

 

家の断熱性能の違いによって医療費も変わる

自治体によって 断熱性能の良い住宅の普及率に差があり

断熱性能の良い家が普及していない県は 循環器系疾患や肺炎の患者数が

多いことが分かっているそうです

 

充分に断熱された『まともな住宅』を建てたり『既存住宅の改善』を

することで 医療費の軽減にもつながるそうです

 

寒さを我慢するのも嫌だし 我慢して病気になるのも嫌だな~と

考えさせられました

 

自分が出来る範囲での対策をします

電気代の高騰も始まるので難しいところですが

今年も 10月くらいから準備して

寒い季節を 暖かく快適に元気に過ごしたいと思います

 

 

 

 

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